塗料の希釈計算|シンナー・水の量を正しく出す方法
塗料の希釈率からシンナーや水の量を計算する方法。計算式、早見表、重量と容量の違い、よくある失敗をまとめました。
塗料は「希釈率○%」と指定されていることが多く、正しく薄めないと塗りにくさ、ムラ、垂れ、膜厚不足の原因になります。計算自体はかけ算ひとつです。
ここでは希釈量の出し方と早見表を紹介します。
基本の計算式
希釈剤の量 = 塗料の量 × 希釈率
例:塗料4kg、希釈率10%なら、シンナー(または水)は 4 × 0.1 = 0.4kg です。
早見表
| 塗料の量 | 希釈率5% | 希釈率10% | 希釈率15% |
|---|---|---|---|
| 1kg | 50g | 100g | 150g |
| 4kg | 200g | 400g | 600g |
| 16kg | 800g | 1.6kg | 2.4kg |
重量か容量か
- 希釈率は製品ごとに重量比か容量比かが決まっています。カタログや缶の表示を確認してください。
- 重量比の場合は、はかりで量るのが確実です。
- 2液塗料は、主剤と硬化剤を混ぜた合計量に対して希釈します。
よくある失敗
- 薄めすぎ:塗布面積は増えたように見えても膜厚が足りず、耐久性が落ちます。
- ローラーと吹付けで同じ希釈率:吹付けは指定範囲の上限寄りになることが多いです。
必要な塗料の量そのものは塗料計算ツールで出せます。その量に希釈率をかければ、シンナーの量もわかります。